動物紹介

テンジクネズミ(モルモット)

テンジクネズミ科 / 齧歯目
学名 / Cavia porcellus
英名 / Guinea pig

南アメリカのアンデス山脈に生息していた原種(パンパステンジクネズミ)が食用として家畜化されたもの。
一見おとなしく見えるモルモットですが、ボディランゲージを通して、さまざまな感情を体で表現したり、いろいろな場面で鳴き声を発したりする等、コミュニケーション豊かな動物です。

当園では約70個体を飼育し、全ての個体に名前がついています。

カイウサギ

ウサギ科 / ウサギ目
学名 / Oryctolagus cuniculus
英名 / Domestic rabbit

ウサギヨーロッパに生息するアナウサギが食用、毛皮用として家畜化されたものです。地面に穴を掘る習性があります。春と秋の年に2回、換毛があり、夏毛と冬毛に生え変わります。ペットとしても人気で、さまざまな大きさと耳の形、毛のタイプ、体色があります。

バッハ(オス):穴掘りが好きで、屋外では身体が隠れるほど深い穴を掘ることがあります。姿が見当たらない時には、シェルター(隠れ家)の中にいる場合が多く見られます。

ライオン

ネコ科 / 食肉目
学名 / Panthera leo
英名 / Lion

アフリカに生息し、プライドと呼ばれる少数のオスと複数のメスからなる10頭ほどの群れを作る動物です。
2019年現在、生息地の約80%が失われ、獲物不足や狩猟などにより野生下での個体数が急激に減少しています。

<個体紹介>
あさひ(オス):2012年8月8日生まれ
リラ(メス):2011年7月6日生まれ
あさひは、その体の大きさに反して、環境の少しの変化にも敏感です。
リラは、目つきこそ鋭いものの、遊んでいる姿はとても可愛らしいです。

カピバラ

テンジクネズミ科 / 齧歯目
学名 / Hydrochoerus hydrochaeris
英名 / Capybara

南アメリカに生息する、世界最大の齧歯類です。川や池、沼地にて、泳いだり潜ったりすることが上手です。部分的に水かきのついた指を持っており、頭のてっぺんに鼻、目、耳がついているため、泳いでいるときも嗅いだり、見たり、聞いたりすることができます。草本植物だけでなく、木の芽、柔らかい樹皮なども食べます。

<個体紹介>
リア(メス):2013年9月17日生まれ

キリン

キリン科 / 偶蹄目
学名 / Giraffa camelopardalis
英名 / Giraffe

アフリカに生息しており、アカシアをはじめとする植物の葉や若芽、小枝が主食です。現存する陸上動物の中で最も背が高い動物です。とても長い首と舌が特徴的で、かなり高いところの植物を食べることができます。オス同士は、首を絡ませたり、頭を押しつけあったりしながら競う、ネッキングと呼ばれる行動を行います。
<個体紹介>
リン(オス):2005年9月30日生まれ
プリン(メス):2014年3月13日生まれ
リンは穏やかな性格で、プリンは活発で元気のいい個体です。とても仲が良く、2頭で寄り添っている姿も良く見られます。

オオカンガルー

カンガルー科 / 双前歯目
学名 / Macropus gigantues
英名 / Eastern grey kangaroo

カンガルーオーストラリア東部に生息しています。

別名ハイイロカンガルー。カンガルーの仲間の中ではアカカンガルーと共に最も大きくなる種です。

オーストラリアでは食用として利用されることもあります。

力も強く、オス同士が争うときは前肢で相手を捕らえ、後肢で蹴って闘争を行います。
後肢は、ジャンプをしながら移動をするときにも用いられ、短時間であれば時速50kmにも達することができます。

レッサーパンダ

レッサーパンダ科 / 食肉目
学名 / Ailurus fulgens
英名 / Red panda

中国やネパールの標高1800m以上の山岳地帯に生息しています。樹上で生活することが多く、木登りが得意です。竹やタケノコ、草、果実、ネズミや鳥の卵などさまざまなものを食べます。また、掌にはこぶ状の突起(種子骨)があり、指と向かい合っているため物をつかむことが容易にできます。
<個体紹介>
レン(オス):2008年6月21日生まれ
まい(メス):2013年6月23日生まれ
レイ(オス):2018年6月26日生まれ
「レイ」は「レン」と「まい」の子どもです。

オウギバト

ハト科 / ハト目
学名 / Goura victoria
英名 / Victoria crowned pigeon

インドネシア、パプアニューギニアに生息しています。頭部にある大きな扇状の冠羽が、その名前の由来となっています。樹上に木の枝や葉、茎等を組み合わせた皿状の巣を作り1個の卵を産みます。オスとメスが交代で抱卵し、30日程で孵化します。開発による生息地の破壊や、乱獲により、その生息数は激減しています。

ホオジロカンムリヅル

ツル科 / ツル目
学名 / Balearica regulorum
英名 / Grey crowned crane

アフリカ南部に生息しています。
オス、メスともに頭に冠羽と呼ばれる羽が生えています。
原始的なツルの仲間で、昆虫、小魚、果物や種子などを食べます。

インドクジャク

キジ科 / キジ目
学名 / Pavo cristatu
英名 / Common peafowl

東南アジアに生息しています。頻繁に飛び、木の上で休んでいる姿もよく見られます。オスは繁殖期になると腰から生える長い上尾筒(じょうびとう)を広げ、メスにアピールをします。当園では、白変種(白いインドクジャク)も一緒に生活しています。

アフリカクロトキ

トキ科 / ペリカン目
学名 / Threskiornis aethiopicus
英名 / Sacred ibis

アフリカ南部に生息しています。
長い嘴(くちばし)を使って、昆虫や小魚、小動物を捕まえます。
かつてはエジプトにも生息しており、古代においては神聖な鳥として扱われていたという記録が残っています。

アオサギ

サギ科 / ペリカン目
学名 / Ardea cinerea Linnaeus
英名 / Grey heron

アフリカ大陸、ユーラシア大陸全体に生息しています。青みがかった灰色の羽毛で覆われていることからこの名前がつきました。日本でも河川などでよく見られます。4つの亜種が存在し、季節によって渡りを行うものもいれば、常に同じ場所で生活するものもいます。

ゴイサギ

サギ科 / ペリカン目
学名 / Nycticorax nycticorax
英名 / Night heron

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸に生息しています。
主に水辺に生息し、エビやカニなどの甲殻類やカエル、小魚などを食べます。

木の上で休む姿がよく見られます。

エミュー

エミュー科 / ヒクイドリ目
学名 / Dromaius novaehollandiae
英名 / Emu

オーストラリアに生息し、現存する鳥の中ではダチョウの次に体高の高い鳥です。時速50 ㎞以上で走り、泳ぐこともできます。メスの鳴き声は、ドラムのような低い音です。

<個体紹介>
ジン(オス)は、好奇心が旺盛です。

アオボウシインコ

インコ科 / オウム目
学名 / Amazona aestiva
英名 / Blue-fronted amazon

南アメリカに生息しています。
「アオボウシ」という名前ですが、頭頂部は黄色い個体が多くみられます。
寿命は40~50年と言われています。

<個体紹介>
ひょーん(メス)は、誰かとお話したい時や、気分が良い時、楽しくなった時に、「ひょーん!」と鳴くことから、この名前がつきました。